昨年、元職場の先輩に教えてもらった外秩父七峰縦走ハイキング大会に初参加しました。
今年は、4/23(日)の開催です。
埼玉県の小川町役場を6:30(毎年6:00に繰り上げされることが多いらしい)にスタートなので、千葉県在住の私としては近くのホテルに前泊したかったのですが、ギリギリになって予約しようとしてもどこも満室で予約できませんでした。
仕方なく、当日5:32の始発電車で向かうことになりました。
小川町駅(埼玉県)に着いたのは8:04、ここから小川町役場に向かい受付を行います。
さすがに8時も過ぎると、噂に聞く混雑もなく、人影もまばらで、完歩するぞ!と目がギラついている様な方もいらっしゃらず、皆さん行けるとこまで行ってハイキングを楽しもうといった感じの方々ばかりでした。
受付を済ました時点で、時刻は既に8:15頃だったと思います。
パンフレットには、1日で完歩する事を予定している人は、7:30までに受付を済ませる事を勧めていました。
一応、1日で完歩する事を目論んでいましたが、この時点で、もう完歩の可能性はかなり低いような…
ここから私は、混雑が予想されるAルートを避け、一旦、小川町駅まで戻り、隣の東武竹沢駅まで移動し、ここからスタートするBルートを選びました。
東武竹沢駅からは、舗装路を歩きます。
天候に恵まれ、快晴のハイキング日和です。
舗装路を暫く歩くと林道へと変わります。
朝の木漏れ日が心地いい。
Aコースの人達との合流地点付近に第一チェックポイントの官ノ倉山が有り、スタンプを押してもらいます。
林道を抜けると、暫く舗装路を歩きます。
平坦な道が延々と続くので、ハイキングというよりはウォーキングといった感じです。
やがて東秩父村に入り、
道の駅「和紙の里」に到着。
まだ疲れてはいないので、休憩は取らずに先を急ぎます。
しかし、ここで道間違いをしてしまいます。
私は、「和紙の里」を出て、歩いてきた道を、そのまま先へ進んでしまいました。
正しいルートは、「和紙の里」の中を通って、山の方向へ上っていかなければいけなかったのです…
道間違いに気付き(というか土地の人と思える方に教えてもらったのですが…)、また「和紙の里」に戻る事になり、かなり時間をロスしてしまいました。
「和紙の里」からは、長い上り道が続きますが、舗装路で道幅もあるので快適です。
雲ひとつない青空に山桜?が綺麗です。
ルートの途中、この辺りではまだ桜や梅の花が咲き乱れていました。
暫く歩くと、いよいよ二山目の笠山への登りが始まります。
山道は、狭いですが歩き易く、既に混雑のピークも過ぎていると思われ、以外と空いていました。
二山目の笠山に到着です。
地図で確認すると、上りの標高差では一番で、ここから先は尾根伝いに縦走する形になるのですが、この上りでかなりバテてしまいました。
一年ぶりの山行、事前のトレーニングをしていなかったからか、持病の膝裏痛が早くも出始めてしまいました。
笠山のピークを過ぎると急な下り坂となり、三山目の堂平山へと向かいます。
笠山峠まで膝痛を我慢して下ると、今度は堂平山登山口から上りとなります。
ここで山道の空いたスペースで昼食のおにぎりを食べて、元気を取り戻し、再び登り始めます。
しかし、この辺りまで来ると疲れて何度も休憩を取ってしまう状態となっていました。
かなり疲れましたが、なんとか堂平山まで到着出来ました。
三山目の堂平山のピークには観測所ドームがあり、周りにはとても広い平地もあり、そこから見える山々の展望がとても良いです。
堂平山から、四山目の剣ヶ峰を目指します。
膝痛で下りが堪えます。
堂平山から剣ヶ峰チェックポイントまでの距離は短いのですぐ着きます。
剣ヶ峰チェックポイントから剣ヶ峰のピークまでは、急勾配で直線的な登り階段が続きます。
何度も休憩を取って、なんとか剣ヶ峰も登りきりました。
剣ヶ峰が七山中の最高峰で876mです。
地図で見る限り、ここからは残る三山のアップダウンはあるものの全体的には徐々に下っていく感じです。
剣ヶ峰を下って、白石峠に着きました。
ここから、五山目の大霧山までは長い木の階段登りとなるようですが…
しかし、残念ながら白石峠で下山時限の14:00を過ぎてしまっていて、これ以上の登山は出来なくなり、下山しなければならなくなりました。
下山するといっても、距離でいうと丁度、半分の20Km地点くらいのところで、ふもとのバス停までは、膝の痛みもあって、とても長い道のりでした。
ふもとのバス停からは、タイムオーバーで下山した人で満員のバスに揺られて30分程で小川町駅へ到着。
これで初参加の七峰縦走ハイキング大会は終わりました。
今回の大会は、事前のトレーニング不足、遅いスタートが原因で、完歩は出来ませんでした。
一日で完歩するには、
・事前のトレーニングで体力をつける(体を山登りに慣らす)。
・付近の宿に前泊して、受付開始からスタートする。
・休憩はなるべく取らず、競歩の感覚で歩く。
・混雑する狭い山道より、巻き道として舗装路がある場合は舗装路を歩いたほうが距離は長いが道幅があり空いている分、早く着くと思われる。
が必要だと思います。
また来年、機会があれば、白石峠から再チャレンジしてみたいと思います。